なーんちゃって

うそだぴょーん

べろべろべろりんちょ

バー!


ドン!

   え?


バシャーン!


水しぶきをあげ
王女は冷たい海に落ちた


   あっぷっぷあぷぷ

ほ、ほんの冗談…

助けて…助けて

ごめんなさいごめんなさい
  わたし 泳げない… あぷぷぷぷ…………… 
   …!…!!!
   ……


王女は暗い海へ消えた。

急いで手を伸ばすが

その手を掴んだのはあの男だった。

   ぶはぁ!

助かったぞ!礼を言う。
  ううむ、これほどの恩は

言葉での礼だけでは足りんな。


よし、お前を我が城へ招いてやろう。

仲間の男たちともすぐ打ち解けられるはずだ 






こうして、ポテト城の男たちと共に暮らす事となった。





あの日海の底へ消えた王女。

だけど彼女は今もどこかで生きている

そんな気がする。




ハッピーエンド